ゆるおたノート

Tomorrow is another day.

【おまけ】PowerShellで出来ることを知って、もう1つだけレベルを上げよう

前回までの記事で、パッケージ管理を始める手順をお伝えしました。 yuru-wota.hateblo.jp

ただ、これだけでも今後の工数をかなり減らせるのですが、
パッケージをインストールするということは、
いつかはアンインストールしたくなる可能性もありますよね?

それに、他にもどんなコマンドがあるか気になりませんか?

というワケで、ここまでの記事中でご紹介しきれなかったコマンドを調べる方法を
「おまけ」としてご説明します。

良かったらご覧ください。

PowerShellで使えるコマンド

コマンド一覧を確認する

ここまで当連載を読んでいただいた方ならもうお分かりかもしれませんが、 PowerShellで使えるコマンドは、以下の1行で一覧を呼び出せます。

get-Command

これを実行すると、ダーッとPowerShellで使えるコマンドの一覧が表示されます。

CommandType     Name                                               Version    Source
-----------     ----                                               -------    ------
Alias           Add-AppPackage                                     2.0.1.0    Appx
Alias           Add-AppPackageVolume                               2.0.1.0    Appx
Alias           Add-AppProvisionedPackage                          3.0        Dism

### (超長いので中略)

Function        Z:
Filter          more
Cmdlet          Add-AppxPackage                                    2.0.1.0    Appx

英語やPC操作の得意な方であれば、これを使えば
PowerShellで何ができるか?」は何となく分かるでしょう。

コマンドの意味を知る方法

ズバリ、公式に聞こう

もちろん、英語もPCも得意ではない方でも内容を知る手段はあります。
ご安心ください。

Windows社から、公式ドキュメント*1が公開されています。
docs.microsoft.com

TOPページの左側にあるRefference*2というページで
各コマンドの詳細を確認することができますので、
辞書やWebサイトと組み合わせて活用しましょう。

ただし!
このサイトが用意した日本語表記だとちょっと読みづらいので、
一旦ドキュメント上で「英語表記」をオフにしてから
ブラウザ側の翻訳機能で日本語に変換して使う
ことをオススメします。

検索のコツ

オプションを使って、結果を絞り込む

パッケージの検索(過去記事)と同じように、オプションを指定して
情報を絞り込むこともできます。

例えば、「パッケージ」に関するコマンドを調べるときには、
こんなコマンドが使えます。

get-Command -Name *-Package*

『-Package』という文字列を含むコマンドは何があるか教えて」
という意味になります。
パッケージに関するコマンドをいっぺんに聞いている状態です。
ワイルドカードについては、過去記事をご参照ください。

こちらを実行すると、下記のような結果が戻ってきます。

CommandType     Name                                               Version    Source
-----------     ----                                               -------    ------
Cmdlet          Find-Package                                       1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Find-PackageProvider                               1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Get-Package                                        1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Get-PackageProvider                                1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Get-PackageSource                                  1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Import-PackageProvider                             1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Install-Package                                    1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Install-PackageProvider                            1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Register-PackageSource                             1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Save-Package                                       1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Set-PackageSource                                  1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Uninstall-Package                                  1.0.0.1    PackageManagement
Cmdlet          Unregister-PackageSource                           1.0.0.1    PackageManagement

インストールせずにパッケージの保存のみ行うSave-Package
アンインストールするUninstall-Packageなど、
色々コマンドがあることが分かります。

困ったら聞いてみる

このように、困ったら「何が出来るのか」を直接PowerShellに質問することで、
私たちからの指示の選択肢を増やすこともできます。

多少コツは要りますが、これが対話モード(過去記事)の便利なところですね!

その上で、辞書や先述のリファレンスを使ってコマンドの意味を調べていくと、
より具体的な指示が出せるようになるはずです。

実は…

当連載記事では、分かりやすさのために敢えて「コマンド」という言葉を
使ってきましたが、通常、PowerShell用のコマンドはコマンドレットと呼びます*3

他のブログやWebサイトではそのように呼んでいるものもあるかと思いますので、
良かったら頭の片隅に置いておいてください。

まとめ

PowerShellのコマンドレットも結構たくさんありますので、
CUIひとつで色々出来ることはお分かりいただけたかなと思います。

私もまだほんの一部しか勉強できていませんが、
時間のある時にでもゆっくりさらっと眺めておくと、効率化のアイディアが
浮かんでくるかもしれませんね。

便利なワザがあったら、是非教えてください。

それでは!

このシリーズについて

黒い画面(CUI)でPCを操作するテクニックをご紹介。

以下の方を対象に、Windows10のPowerShellを使って
パッケージを導入する手順をお送りしています。

プログラムには少し興味があって仕事でVBA触ったりはするけど、
『あの』黒い画面はちょっと怖くて触れない…という方。

疑問点・不明点がありましたら、コメント欄で頂ければと思います!

連載目次

  1. 【PowerShell】プログラムのプの字も知らない事務職が、黒い画面と格闘した話。 - ゆるオタクのすすめ
  2. 【PowerShell】超簡単にソフトを取り込むための設定をしよう - ゆるオタクのすすめ
  3. 【PowerShell】「そもそもパッケージって何?」っていうあなたに、少し説明します。 - ゆるオタクのすすめ
  4. 【PowerShell】コマンドを使ってパッケージ・プロバイダをインストールしよう - ゆるオタクのすすめ
  5. 【PowerShell】プロバイダを使って、コマンドでパッケージを導入しよう - ゆるオタクのすすめ
  6. 【おまけ】PowerShellで出来ることを知って、もう1つだけレベルを上げよう - ゆるオタクのすすめ(本記事)

注釈

*1: ここで言う「ドキュメント」とは、windows社の用意した公式の説明書
のようなものです。

*2: 「リファレンス」と読みます。一般に「参照先」などの意味で使われる単語ですが、
ここではプログラミング言語の辞書と思ってください。

*3: 先ほどの一覧で出てきたCmdletも、その略語です。